神奈川県大和市生涯学習センターで、市民向けの講座としてアイフレイルが紹介されました。

人生100年時代において、自分の目の健康を維持するために、定期健診の重要性を認識していただくことをテーマとした講座を実施し、60歳代を中心にした定員30名は早々に満席となりました。

平塚義宗先生（日本眼科啓発会議／順天堂大学眼科教室先任准教授）が、研究のエビデンスをもとにした普段はなかなか聞くことのできない情報や資料を分かりやすく説明し、またアイフレイル講演用スライドのひな型を用いた啓発活動を通じて、参加者に目の健康を守ることの重要性を理解していただきました。

視力の健康寿命と密接な関係があることや、眼の検査が脳卒中や心疾患の発症予防や糖尿病の状態把握に役立つことなど、通院や健康診断だけでは医師から詳細な解説を直接聞く事はなかなかないため、参加者にとって非常に貴重な機会となりました。

今回の話を聞いた市民の方々が自分自身のこととして捉え、また身の回りの大切な人々に声をかけていただき、より多くの方々に人生100年時代を健やかに過ごしていただきたいと思います。