堺市薬剤師会にてアイフレイルをテーマとした研修会が開催されました
大阪府堺市薬剤師会は定期開催研修会にてアイフレイルを取り上げ、会員薬剤師が事前に動画でアイフレイルを学んだうえで受講されました。
研修会は講演とグループワークの2部構成で、第1部では小池英子先生(小池眼科院長・近畿大学医学部附属病院眼科 非常勤講師)が、アイフレイルの概念と知って欲しい病気として白内障、緑内障、糖尿病網膜症をご説明され、見え方の変化や治療に関する理解を深めていただきました。
第2部では5グループにわかれてチェックシートを使ったロールプレイングを行い、様々な来局者にどのように声掛けするか、活発な議論がなされました。
事後アンケートでは、ほぼ全員の参加者がアイフレイル啓発活動を今後してみたいと回答されており、今後もさらに啓発活動が広がるよう薬剤師会としても働きかけを続ける意向です。
実施概要
- 研修会名:第7回医療薬学セミナー「アイフレイル 加齢による眼の機能低下をご存じですか」
- 日時:2024年5月11日(土)16:00~18:00
- 会場:堺市薬事総合センター
- 参加者:堺市薬剤師会 会員薬剤師
- 協力企業:参天製薬株式会社
受講者の声
- ・あまり触れる機会がなかった眼の病気について、詳しく知ることができて良かった。
- ・視力と視野は比例しないなど、はっと思うことが多く、勉強になった。
- ・白内障術後の患者様がスッキリ見えないと言われる理由がわかりませんでしたが、先生の説明で理解できました。
- ・ツールを使うことで視覚的にも記憶に定着しやすく有益だった。薬局でぜひ活用したい。
- ・(企画担当者)“アイフレイル”概念を伝え、ロールプレイにより店舗での啓発活動イメージを持っていただくことができて非常に良かった。